- 2021/03/01 掲載
セイコーエプソン、宇宙ロボット開発のスタートアップ「GITAI」へ出資
GITAI は、宇宙ステーションや月面・火星での汎用作業ロボットの研究開発と RaaS(Robotics asa Service)の提供を目指す日本発のスタートアップ企業です。月面資源開発や火星探査、ISS の商業化など宇宙開発が加速する中、新たな宇宙ステーションや月面・火星基地の建設、デブリ除去など宇宙空間でのさまざまな作業が急増することが見込まれます。しかし、たとえ汎用的な作業であっても、人体へのリスクを抱えながら宇宙飛行士が行っており、その育成や輸送に莫大なコストがかかっているのが現状です。こうした課題に対して、GITAI では、宇宙飛行士の負担・リスクを軽減し、かつ宇宙空間作業にかかる輸送・育成などの総コストを飛躍的に削減できる、宇宙開発における安全と安価を高度に両立可能な汎用作業ロボットを開発しています。
エプソンは、当社のロボティクスソリューション事業を始めとするさまざまなコア技術の活用領域を模索するとともに、エンジニアを GITAI へ派遣し、スタートアップ企業との人材交流によってオープンイノベーションを積極的に推進します。
今後もエプソンは、独自のテクノロジーや商品・サービスを基盤にさまざまなパートナーとシナジーを創り出し、持続可能な社会の実現に向け貢献していきます。
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