- 2021/03/01 掲載
みずほ銀行、一部ATMで停止続く=システム障害で原因説明へ
みずほ銀行で発生したシステム障害は、1日午後2時時点で、商業施設など支店外の出張所3カ所で現金自動預払機(ATM)の停止が続いた。支店内にあるATMと一部取引が利用できなくなっていたネットバンキングは再開した。藤原弘治頭取が午後6時から記者会見し、原因や今後の対応を説明する。
みずほは、2002年の発足直後と11年の東日本大震災後に大規模なシステム障害を起こしている。金融庁は銀行法に基づく報告命令を出し、障害発生の経緯や原因などをただす方針だ。
システム障害は2月28日に発生。キャッシュカードや預金通帳がATMから戻って来なかったり、預金引き出しなどの取引ができなくなったりした。一時は全国の同行ATMの過半に当たる約3000台が停止。ATMにカードや通帳が取り込まれた預金者からの問い合わせが殺到した。
同行は、システム障害の原因について、定期預金取引のデータ移行作業で不具合が生じたと説明している。
顧客への対応では、ATMにカードや通帳が取り込まれた預金者に連絡して返却を急ぐ。また、稼働していたコンビニエンスストアのATMなどを利用して出費を余儀なくされた人には、返金などの対応を行う。
【時事通信社】
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