- 2021/03/08 掲載
金融政策は「漂流」=白川前日銀総裁が寄稿
前日銀総裁の白川方明・青山学院大特別招聘教授は8日発売の雑誌「世界」に寄稿し、日銀の金融政策について論じた。この中で白川氏は、金融政策を通じ人々の期待に働き掛ければ物価が上がると当局者や学者が考えたことを、中央銀行や金融政策の「漂流」と指摘した。
白川氏は2008年から13年まで日銀総裁を務めた。白川氏の後を継いだ黒田東彦総裁は、金融緩和を進めることで物価が上がるとの期待感を高めようとしたが、2%の物価上昇目標は達成できていない。
【時事通信社】
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