- 2021/03/10 掲載
日経平均は小幅続伸、朝高後は材料難で伸び悩み
TOPIXは0.11%高。東証1部の売買代金は2兆8999億7400万円。東証33業種では、医薬品、電気機器、情報・通信業などの12業種が上昇。鉱業、鉄鋼、水産・農林業などの21業種は下落した。
市場では「9日のナスダックは大幅高となったものの、ハイテク株は依然として過熱感があり、日本株は流れを引き継ぐ展開にはならなかった。加えて、今週末はSQ値算出、来週はFOMC(米連邦公開市場委員会)や日銀政策決定会合など重要イベントを控えており、上値は追いづらい。当面は割安株・出遅れ株を物色する流れが継続するのではないか」(証券ジャパンの調査情報部部長、大谷正之氏)との声が聞かれた。
個別では、牧野フライス製作所、ツガミ、DMG 森精機、ファナック、安川電機、オークマなどの機械株が総じてしっかり。日本工作機械工業会が9日発表した2月の工作機械受注(速報値)は、前年比36.7%増の1055億5300万円と、4カ月連続でプラスとなったことなどが好感された。
その他、ファーストリテイリングは2.41%安、エムスリーは6.19%安。東京エレクトロンもさえない動きとなった。
東証1部の騰落数は、値上がり879銘柄に対し、値下がりが1218銘柄、変わらずが97銘柄だった。
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 29036.56 +8.62 29118.28 28,960.09─29,233.47
TOPIX 1919.74 +2.06 1918.16 1,912.97─1,922.87
東証出来高(万株) 139336 東証売買代金(億円) 28999.74
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