- 2021/03/10 掲載
三菱電機、80×60画素サーマルダイオード赤外線センサー「MelDIR」発売
※1 Mitsubishi Electric Diode InfraRed sensor
■新製品の特長
1.広画角化・高画素化で、より広範囲の人・物の識別や行動把握を高精度に実現
・赤外線データの信号処理方法の改善により、78°×53°の広画角化と80×60画素の高画素化を実現
・従来製品(※2)比2~4倍(※3)の検知範囲と、従来製品(※2)同等の高温度分解能化(100mK※4)による0.1℃単位での温度分析により、人・物の識別や行動把握を高精度に実現
・高画素化に伴うセンサーチップ面積の増加を抑制し、従来製品(※2)と同じ外形サイズを実現
※2 サーマルダイオード赤外線センサー「MIR8032B1」との比較
※3 天井や壁などの設置条件により変動
※4 mK:ミリケルビン
2.フレームレートの追加と感度補正の最適化で、動く熱源を高精度に把握
・従来製品(※2)比2倍のフレームレート(※5)8fps(※6)と、熱画像における周辺部の感度補正の最適化により、動く熱源を高精度に把握
・動きの速い熱源の形状を正確に把握することが可能となり、防犯、人数カウント、動物検知などにおけるさらなる検知率向上に貢献
※5 動画で単位時間あたりに処理されるコマ数
※6 fps:flame per second
3.ユーザーサポートツールの提供により、製品開発期間の短縮に貢献
・各用途における適用提案書や製品評価キット、リファレンスコード(※7)、リファレンスデザイン(※8)などのツールを提供することで、ユーザーの製品企画やサンプル評価などをサポートし、製品開発期間の短縮に貢献
※7 ソフトウエア設計に必要な設計情報を提供
※8 ハードウエア設計に必要な設計情報を提供
■発売の概要
製品名:MelDIR
形名:MIR8060B1
画素数:80×60
画角:78°×53°(典型値)
温度分解能:100mK(典型値)
サンプル価格(税抜き):9,600円
発売日:2021年7月1日
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