ゼンリン、コーポレートベンチャーキャピタル事業へ進出

株式会社ゼンリン（本社:福岡県北九州市、代表取締役社長 高山 善司、以下「ゼンリン」）は、ベンチャー企業への投資を通じた既存事業の成長と新規事業の創出を目的に、コーポレートベンチャーキャピタル（以下「CVC」）子会社「株式会社ゼンリンフューチャーパートナーズ」を設立しました。今後、総額25億円のファンドを立ち上げ、ベンチャー投資を行います。

■CVC事業進出の背景と狙い

ゼンリンでは、『ネットワーク社会における「量と質」の最適化』を基本方針に掲げた中長期経営計画「ZENRIN GROWTH PLAN2025」において、ゼンリングループが保有している位置情報や一般に流通している情報の「量と質」を最適化し利活用することで、新たな価値を創造し、ゼンリングループの持続的成長と企業価値の向上に取り組んでおります。

ゼンリングループは、これまでもM&A及び協業・資本提携により、事業領域を拡大してまいりましたが、近年の位置情報ニーズの多様化及び飛躍的な技術革新に対応し、既存事業の成長と新規事業の創出を加速するためには、これまで以上に広範かつ多岐にわたる分野・業種のベンチャー企業との協業や資本提携が有効であると判断し、迅速な意思決定や投資実行を可能とするCVC子会社「株式会社ゼンリンフューチャーパートナーズ」を設立し、CVC事業に進出することといたしました。

今後はCVCを通じて、ゼンリングループとの事業シナジーが認められる企業への投資のほか、最先端技術や独自サービスを有するベンチャー企業への当社グループの経営資源の提供による新規事業の共創を、柔軟かつスピーディーに実行できる体制を構築することで、更なる企業価値の向上を目指してまいります。

■株式会社ゼンリンフューチャーパートナーズの概要（2021年1月26日時点）

社名：株式会社ゼンリンフューチャーパートナーズ

設立：2021年1月26日（業務開始:2021年3月12日）

資本金：50百万円（資本金 25百万円、資本準備金 25百万円）

所在地：東京都千代田区西神田一丁目1番1号

代表者：代表取締役社長 松下 春喜

事業内容：投資事業有限責任組合その他同様の組合等の組成、運営、管理