- 2021/03/17 掲載
日立ソリューションズ、「秘文」がポスチャマネジメントサービスへ拡張
秘文のポスチャマネジメントサービスは、企業で使用するあらゆるデバイスの状況を常に把握し、セキュリティの課題に対してリアルタイムに対処することで、セキュリティ侵害を未然に防止し、エンドポイントの自律的な管理を実現し、ゼロトラストモデルへの移行を支援します。
秘文のポスチャマネジメントのサイクルは、「可視化」「分析・評価」「対策」の3つのステップで構成されています。「秘文 統合エンドポイント管理サービス」の今回提供する機能は、オフィスワークとテレワークのセキュリティリスクを「可視化」するものです。
今後、段階的に「分析・評価」「対策」の機能も提供していきます。さらに、サイクルを自動処理し、利用者の危険な操作や振る舞いなどを分析することで、評価の精度を高めます。
日立ソリューションズは秘文新サービスを通じて、社員が場所や時間にとらわれず安心して企業活動に専念できる環境維持を支援するとともに、システム管理者の運用負荷を軽減します。
■背景
新常態(ニューノーマル)においては、企業におけるテレワークの導入やクラウドシフトが加速し、業務情報が外部サービスに保管されるなど、セキュリティリスクが増しており、境界防御モデルではセキュリティ維持が困難になっています。このような状況の中で、セキュリティインシデントへの対応力を高めるためには、一つひとつセキュリティリスクに対する対策を積み上げるだけでは十分ではありません。
また、米国国立標準技術研究所(NIST)が公開するゼロトラストアーキテクチャ(NIST.SP.800-207)では、基本原則としてセキュリティにおけるポスチャ改善の重要性が定義されています。さまざまなセキュリティ対策を統合的に管理するポスチャマネジメントは、ゼロトラストモデルへの移行を進める企業にとって必要な考え方となります。
そこで、日立ソリューションズは、金融、公共から産業まで幅広く導入してきたエンドポイントの情報漏洩防止を支援する「秘文」を、ポスチャマネジメントサービスに拡張することにしました。さまざまなセキュリティ対策を統合的に管理するとともに、企業のリソースであるハードウェア、ソフトウェア、ポリシー、人のふるまいなどをリアルタイムに評価し、改善点を自律的に見直していくことで、エンドポイントの情報セキュリティガバナンスを再徹底するものです。
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