- 2021/03/24 掲載
英総合PMI、3月は7カ月ぶり高水準 封鎖緩和見越し受注増加
ワクチン接種が急速に進んだことで企業マインドが改善し、雇用は感染開始以来初めて増加した。
チーフ・ビジネス・エコノミストのクリス・ウィリアムソン氏は「企業活動は、ロイターが調査したエコノミストのどの予想も超えて活発化した。第1・四半期の国内総生産(GDP)は小幅な減少にとどまる可能性がある」と述べた。さらに、先行きの見通し、雇用創出、新規受注に関する指数も良好で、感染防止のための行動規制がさらに解除されれば、第2・四半期は力強い成長も見込めるとした。
PMIは小売り業が調査対象になっていないが、先週末のGfKの調査では消費者心理がここ1年あまりで最も良好との結果が出ている。
ただ企業はコスト上昇などの課題を抱えている。
PMIの調査で投入価格指数は4年余りぶりの高水準となった。製造業は、海外輸送の逼迫や通関の遅れによるコスト上昇を指摘している。
製造業PMIは約3ポイント上昇して57.9と2017年11月以来の高水準。サービス部門PMIも49.5から7カ月ぶりの高水準となる56.8に上昇した。
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