- 2021/03/29 掲載
暗号化前の暗証番号も=不正アクセス問題―SMBC信託
三井住友銀行傘下のSMBC信託銀行(東京)は29日、システムへの不正アクセスで最大101人分の顧客情報が閲覧された問題で、決済用の暗証番号が暗号化される前の状態で閲覧された可能性があると発表した。現時点で被害や不正利用などの報告はないという。
暗号化前の状態で閲覧された可能性が判明したのは、買い物代金が預金口座から即座に引き落とされる「デビットカード」機能が付いたキャッシュカードのうち、デビット用の暗証番号。カードを使った買い物の決済時などに入力する番号で、キャッシュカードの暗証番号とは異なるという。
閲覧された可能性がある101人の顧客は特定できていない。同行は、この101人を含む不正アクセスが可能な状態にあった1954人の顧客におわびするとともに、番号の変更手続きを依頼する。
【時事通信社】
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