- 2021/03/29 掲載
クレディ・スイスも損失の恐れ=野村と同じ顧客の取引か
【フランクフルト時事】スイス金融大手クレディ・スイスは29日、米国のヘッジファンドとの取引で多額の損失が発生する恐れがあると発表した。野村ホールディングスも同日、米子会社の顧客との金融取引で多額の損失が生じる可能性があると公表しており、欧米メディアは、両社の損失が同じファンドとの取引に関連したものだと報じた。
クレディ・スイスは、ファンドの名前を明かさず、損失額についても「時期尚早」として示さなかった。ただ、「1~3月期の業績に重大な影響を及ぼす恐れがある」と説明した。
英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)電子版は関係筋の話として、損失は30億~40億ドル(約3300億~4400億円)と推定されていると伝えた。
【時事通信社】
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