- 2021/03/30 掲載
トヨタ、2月世界販売9.2%増で過去最高 世界生産6.8%増
地域別では、中国で販売が約4.9倍、生産が約5.8倍と大幅に伸びた。前年同月が新型コロナウイルスの影響で販売が約70%減、生産が約77%減にまで落ち込み、その反動によるところが大きい。ただ、需要の強さは続いており、主力セダンの「カローラ」や「カムリ」などが引き続き好調だった。
日本での販売は緊急事態宣言の延長による影響が多少あったものの、スポーツ多目的車(SUV)「ハリアー」や小型車「ヤリス」など新型車の堅調が続いて5.4%増となった。一方、生産は、福島沖地震の発生により一部工場で稼働が停止したことが響き7.5%減だった。
北米での販売は約2%増(稼働日調整後)、生産は5.7%減だった。米国ではライトトラック「4Runner(フォーランナー)」や大型SUV「ハイランダー・ハイブリッド」などの販売は好調だったが、寒波の影響で一部工場の稼働停止を余儀なくされた。
(白木真紀)
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