- 2021/03/31 掲載
富士フイルムHDの古森CEOが退任、後藤氏が後任に
[東京 31日 ロイター] - 富士フイルムホールディングスは31日、古森重隆会長兼最高経営責任者(CEO、81)が退任し、後藤禎一取締役(62)が社長兼CEOに就任する人事を発表した。6月下旬の定時株主総会を経て、古森氏は最高顧問に就く。
助野健児社長兼最高執行責任者(COO、66)は代表権のある会長兼取締役会議長となる。
後藤次期社長は、1983年に富士写真フイルムに入社。シンガポールや中国など海外での勤務を経て、2013年から富士フイルムのメディカルシステム事業部長を続けている。18年には、ホールディングスの取締役となった。
最高顧問となる古森氏は、2000年6月に社長に就任。デジタルカメラや携帯カメラの普及で写真フィルム市場が衰退する中、医療関連に経営の舵を切った。
*内容を追加しました。
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