- 2021/03/31 掲載
NHK予算、国会承認=共産、維新は反対
参院は31日の本会議で、NHKの2021年度予算を賛成多数で承認した。共産党は、かんぽ生命保険の不正販売を報じた18年のNHK番組をめぐり、経営委員会が当時の会長を厳重注意したことなどを問題視し、承認に反対。日本維新の会は「受信料制度見直しなど改革の方向性が見えない」として承認しなかった。
NHKの21年度予算は、受信料収入が新型コロナウイルス感染拡大の影響などから前年度予算比3.7%減の6714億円に縮小。受信料が大半を占める事業収入は4.2%減の6900億円、事業支出は3.0%減の7130億円と、予算段階では230億円の赤字を見込む。
【時事通信社】
関連コンテンツ
PR
PR
PR