- 2021/04/06 掲載
クレディスイス、アルケゴス関連で費用46億ドル計上へ 幹部交代
[チューリヒ 6日 ロイター] - スイスの金融大手クレディ・スイスは6日、2021年第1・四半期に米アルケゴス・キャピタル・マネジメントに関連して44億スイスフラン(46億9000万ドル)の費用を計上し、税引き前損益が約9億フランの損失になるとの見通しを示した。
アルケゴス問題を受け一部幹部を交代。ララ・ワーナー最高リスク責任者(CRO)は直ちに、投資銀行部門責任者のブライアン・チン氏が4月末に退社する。
ゴットシュタイン最高経営責任者(CEO)は声明で「米系ヘッジファンド破綻によるプライムサービス業務での多大な損失は受け入れ難い。深刻な損失となる」と述べた。
配当は0.10フランとし、これまでの0.2926フランから引き下げた。
経営幹部の年末ボーナスと退任するローナー会長への2020-21年手当150万フランを撤回する。
暫定CROにはヨアヒム・エクスリン氏が、次期投資銀行部門ヘッドにはクリスチャン・マイスナー氏が就任する。
*内容を追加しました。
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