- 2021/04/07 掲載
自動運転地図、一般道に拡大=23年度国道網羅―車大手出資会社
自動車大手10社などが出資する地図データ会社のダイナミックマップ基盤(DMP、東京)は7日、自動運転車に不可欠な高精度3次元地図の対象を一般道路にも広げると発表した。既に高速道路と自動車専用道路の地図を提供しており、一般道路は2023年度に実用化し全国の国道を網羅する。ドライバーに身近な一般道路でも自動運転の実現が期待される。
高精度地図は、自動車メーカーの自動運転システムに搭載する。誤差を数センチ程度に抑えたのが特長で、道路の車線や停止線、信号機、標識など詳細なデータを取り込み、自動運転車の滑らかな走行を可能にした。24年度には国道に加え主要幹線道路にも拡大し、全国の道路の1割に当たる約13万キロ分の地図を提供する。
【時事通信社】 〔写真説明〕ダイナミックマップ基盤が手掛ける高精度3次元地図データのイメージ図(同社提供)
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