ファーストリテ、21年8月期営業益70.7％増に上方修正

［東京　８日　ロイター］ - ファーストリテイリングは８日、２１年８月期の連結営業利益予想（国際会計基準）を前期比７０．７％増の２５５０億円に上方修正した。従来は前年比６４％増の２４５０億円を見込んでいた。上期に国内とグレーターチャイナのユニクロ事業は大幅増益となった。

ＩＢＥＳのコンセンサス予想によると、アナリスト１５人の通期営業益予想の平均値は３１６３億円となっている。

通期の売上収益は１０．０％増の２兆２１００億円（従来予想は２兆２０００億円）を見込む。純利益は８２．６％増の１６５０億円で据え置いた。

２０２１年８月期上期（２０２０年９月─２１年２月）では、営業利益は前年同期比２２．９％増の１６７９億円となった。売上収益は同０．５％減の１兆２０２８億円。純利益は５．４％増の１０５８億円だった。

国内ユニクロ事業は売上収益が６．２％増の４９２５億円。営業利益は９７８億円と、３６．６％増加した。ヒートテック毛布など在宅需要に合った商品などが好調で、既存店売上高は５．６％増となった。

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