- 2021/04/09 掲載
世界経済の回復見通しなお不確実、金利上昇を懸念=IMF声明
コロナワクチンの世界的な配布を加速させることが重要であり、国際的な協力を強化すると約束。世界の金融情勢が逼迫した場合、金融の脆弱性の高まりがリスクになり得るほか、コロナ禍による被害が拡大し、貧困や不平等が進む可能性もある中で、気候変動やその他の共通課題が一段と差し迫っていると警告した。
IMFの準備資産である特別引き出し権(SDR)に関し、ゲオルギエワ専務理事は会見で、前日に20カ国・地域(G20)が合意した6500億ドルの新規配分を委員会の全メンバーが強く支持したと表明。クォータ(出資割当額)に関する交渉は容易でないものの、各加盟国とも関心の高さを示していると述べた。
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