- 2021/04/14 掲載
電池安定供給へ新業界団体=住友金属鉱山など、設立総会開催
電池メーカーなどで構成する新業界団体「電池サプライチェーン(供給網)協議会」が14日、東京都内で設立総会を開いた。世界的に電気自動車(EV)へのシフトが進む中、その中核部品となる蓄電池の製造面での課題について政策提言を行い、供給力や競争力の強化を目指す。初代会長は住友金属鉱山の阿部功電池材料事業本部長が務める。
協議会にはトヨタ自動車子会社のプライムアースEVエナジー(静岡県湖西市)やパナソニックといった蓄電池メーカーの他、ホンダなど蓄電池を利用する自動車メーカーなど、14日時点で55社が参加。阿部会長は総会で「自動車の電動化はリスクであり、事業拡大のチャンスでもある。国際競争力維持に向けて活動していく」とあいさつした。
【時事通信社】
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