ユーロ圏3月ＣＰＩ改定値、前年比＋1.3％　サービス価格など上昇

［ブリュッセル　１６日　ロイター］ - 欧州連合（ＥＵ）統計局が発表した３月のユーロ圏消費者物価指数（ＣＰＩ）改定値は前年同月比１．３％上昇し、伸びが前月の０．９％から加速した。サービスやエネルギー価格の上昇が寄与した。

前月比では０．９％上昇した。前年比、前月比とも速報値から改定はなかった。

サービス価格が０．５７％ポイント、エネルギー価格が０．４３ポイント、 食品・アルコール・たばこは０．２４ポイント押し上げた。

食品・エネルギー除くコアＣＰＩは前月比０．８％、前年比１．０％上昇した。こちらも速報値から変わらずだった。

エネルギー・食品・アルコール・たばこ除くと上昇率は前月比１．０％、前年比０．９％といずれも２月から伸びが鈍化した。