- 2021/04/26 掲載
東京製鋼、浅野社長が退任=日鉄からTOB、全取締役交代
東京製綱は26日、浅野正也社長が6月25日に開催予定の定時株主総会で退き、後任に長崎機器(東京製綱の100%子会社)の原田英幸社長が就くと発表した。東京製綱に対する敵対的TOB(株式公開買い付け)に成功した日本製鉄が、経営体制の刷新を求めていた。現在の取締役8人は全員退任し、社外6人を含む取締役10人が新たに就任する。
TOBの成功を受け、田中重人会長(当時)は3月末で辞任している。日本製鉄は新体制の発表を受け、「今後の企業価値の回復・向上に資するものと受け止めている」とのコメントを発表した。
【時事通信社】
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