- 2021/04/27 掲載
ユニ・チャーム、口元が見えるマスク=聴覚障害者らに配慮
日用品大手のユニ・チャームは27日、聴覚障害を持つ人らが口の動きや顔の表情を読み取りやすいよう、口元が透明なマスクの受注を始めたと発表した。新型コロナウイルス感染拡大でマスクは必需品となったが、顔の下半分が覆われてコミュニケーションに問題が生じていた。
この「顔がみえマスク」は曇り止め加工を施した透明フィルムを採用し、洗って繰り返し使える。1枚1480円で同社のオンラインショップで販売。5月28日から発送を開始する。広報担当者は「介護や保育の現場でも表情が見えることは大事とされており、(利用が)広がってほしい」と話している。
【時事通信社】 〔写真説明〕ユニ・チャームの「顔がみえマスク」(同社提供)
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