• 2021/05/08 掲載

豊洲仲卸の移動販売が好調=市場自慢の魚、自宅でどうぞ

時事通信社

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新型コロナウイルスの影響で、厳しい経営が続く東京・豊洲市場(江東区)の仲卸業者が、市場を出て都内各地で魚を販売し、人気となっている。住宅街で豊洲お薦めの魚を専門業者から直接買えるとあって、リピーターも増えている。

同市場の仲卸「泉久」は、市場の開場日に都内を中心に1日2、3カ所で移動販売を実施。冷蔵庫付きの軽トラックで、許可を得た住宅地の駐車場に向かい、刺し身や水産加工品などを売っている。

マグロやキンメダイなどの刺し身パックや、3、4種の盛り合わせのほか、かす漬けや「西京漬け」の魚の切り身、イクラやタラコといった魚卵など商品は50種以上に及ぶ。

泉久の二村久義社長は、客に旬の魚を薦めるだけでなく「サーモンやヒラメ、タイなどの刺し身は、オリーブオイルや岩塩を付けるとおいしい」などと伝えながら販売。多い日には100人近い客が訪れるという。

一方、仲卸「倉田商店」は、加熱調理した魚介の弁当や総菜を移動販売。昼はオフィス街で魚料理中心の弁当を扱い、午後5時ごろには住宅街でさまざまな魚介の総菜を用意。晩ご飯のおかずや酒のつまみにもなる魚料理をキッチンカーで販売し、好評となっている。

新型コロナ感染がいつ収束するか分からないだけに、「市場で料理店などの仕入れを待つだけでなく、今後も市場を出て魚を販売していきたい」(倉田俊之社長)と話している。

【時事通信社】 〔写真説明〕「泉久」が移動販売する車の横では、多くの水産加工品なども販売される=4月22日、東京都港区 〔写真説明〕豊洲仲卸「泉久」の移動販売。冷蔵庫付きの車に豊洲直送の刺し身パックが豊富に並ぶ=4月22日、東京都港区 〔写真説明〕魚の弁当や調理済みの総菜が人気となっている「倉田商店」の移動販売=4月22日、東京都中央区

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