- 2021/05/10 掲載
G7、持続的な回復に向け2030年まで年間1兆ドルの投資を=英報告
報告書を執筆したロンドン大学スクールオブエコノミクスのニコラス・スターン教授は「温暖化ガスの排出量がゼロで気候変動に強い世界への移行は、経済・ビジネス・商業に絶好の機会をもたらす」と指摘。
「パンデミック(世界的な大流行)への経済的対応案の核心は、回復や再建、変革に向けた世界的な協調投資プログラムだ。それは物理的なものや人間に関するもの、自然、社会など、あらゆる形態の資本を高めることができる」とした。
その上で、G7は今後10年間、パンデミック前に比べて年間投資額をGDPの2%増加させ、投資の質を向上させるという共通の目標を設定すべきと提案。これは今後10年間に年間約1兆ドルの追加投資に相当すると述べた。
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