- 2021/05/11 掲載
青森県の2地銀、統合検討を表明=頭取「前向きに進めたい」
青森銀行とみちのく銀行は11日、経営統合に向けた協議入りに関する報道について、「経営統合に関して検討を行っているのは事実だ」とする声明をそれぞれ発表した。青森銀の成田晋頭取は同日朝、記者団に対し「まだ決定していることは何もないが、前向きに考え、進めていきたい」と話した。両行は週内にも取締役会で統合協議を進める方針を確認する見通しだ。
青森県に本店を置く両行は、2019年10月から包括提携の検討を進めてきた。人口減少や長引く低金利で経営環境が厳しさを増す中、統合による経営基盤の強化で生き残りを目指す。
声明では、両行とも「現時点で(統合に関して)決定している事実はない。今後開示すべき事実を決定した場合は速やかに開示する」とした。
【時事通信社】
関連コンテンツ
PR
PR
PR