- 2021/05/12 掲載
一部金融機関に影響=米セールスフォース障害
米顧客管理ソフトウエア大手セールスフォース・ドットコムで発生したシステム障害で、日本の一部金融機関でも12日、顧客向け業務に支障が出た。ただ、影響はいずれも一時的で、大きな混乱は発生していないとみられる。
新生銀行では店頭やインターネット経由での取引ができなくなった。三井住友信託銀行でも、ネットを通じた来店予約や住宅ローン仮審査の申し込みなどが利用できなくなる不具合が発生。SMBC日興証券は口座開設に支障が出たという。三菱UFJモルガン・スタンレー証券も顧客用のメールやチャットが使えなくなった。
このほか、社内の管理業務でセールスフォースを採用している企業では、システムに接続しづらくなった。ただ、顧客への直接的な影響はなく各社は冷静に受け止めている。
【時事通信社】
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