- 2021/05/15 掲載
セブン&アイの米コンビニ買収「違法の恐れ」、規制当局者ら懸念
これに先立ちセブン&アイは、米石油精製大手マラソン・ペトロリアム傘下のガソリンスタンド併設型コンビニ「スピードウェイ」の買収手続きを完了したと発表。買収規模は210億ドル(約2兆3000億円)。店舗数は全米36州で約3800店。
FTCのスローター委員長代理とチョプラ委員は声明で「当事者が自己責任で手続きを完了した」と指摘。反競争的な弊害に対処するための適切な道筋を決定するため、委員会として調査を継続するとした上で、「この取引は違法である」と信じるに足る理由があり、反トラスト法(独占禁止法)に係る懸念の解消に向け、委員会は双方と合意に達することができなかったと述べた。
PR
PR
PR