- 2021/05/17 掲載
セブン、米コンビニ買収は「適法」=当局委員「違法」声明に反論
セブン&アイ・ホールディングスは17日、米連邦取引委員会(FTC)の委員2人が声明で「違法の恐れがある」と指摘した米コンビニエンスストア「スピードウェイ」の買収について、「米国子会社から適法に完了したとの報告を受けている」とのコメントを発表した。一方、買収完了を受けて19日に予定していた中期経営計画の公表は延期した。
子会社の米セブン―イレブンは、今回の買収をめぐり、FTCとの間で14日に実行することで契約を結んでいたという。委員が声明で言及した反トラスト法(独占禁止法)違反の疑いによる「競争上の懸念」についても、同社がガソリン販売店293店舗を売却することで解決する和解契約を結んでいると主張した。
【時事通信社】 〔写真説明〕
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