• 2021/05/19 掲載

5カ国語で魚料理レシピ=コロナで苦境の漁師支援―NPO法人

時事通信社

photo
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。


NPO法人の海のくに・日本(白石ユリ子理事長)はこのほど、主に日本近海で捕れる魚介類を使った料理のレシピ本「日本のうまい魚レシピ集」を発刊した。日本の家庭料理やイタリア料理、アスリート向けなど約300種類のレシピを掲載。日本語や英語など5カ国語版があり、専用サイトから無料でダウンロードもできる。

新型コロナウイルスの感染拡大で居酒屋やレストランが軒並み営業を制限された。これに伴い、漁業者の苦境も深まっている。同法人の佐藤安紀子副理事長は「海流に囲まれた日本の海の豊かさとともに、魚の調理法が世界に広まることで少しでも漁業者の力になれば」と話している。

レシピ本にはマグロやブリ、ホタテ、ウナギなど日本の食卓になじみの深い食材47種を使い、イタリア・トルコ料理、日本の家庭料理、幼児向け、アスリート向け、高齢者向けなどテーマ別にメニューを掲載。イワシのハンバーグなど子どもに人気の料理から、有名シェフ直伝の「アクアパッツァ」まで幅広く網羅している。

日英に加え、フランス語、中国語、韓国語版も発刊。水産庁の水産物販売促進緊急対策事業に採択されており、既に一部を無料配布した。近く、第2弾を計画している。

白石理事長らは、アフリカ・コートジボワールで、地元の漁村に住む女性らを対象に、自立支援に向けて魚をすり身に加工する技術などを教えている。佐藤副理事長は「魚は栄養価が高く、捕り過ぎなければサステナブル(持続可能)な食材。食べ方を含め、魚の知識をきちんと伝えたい」と意気込んでいる。問い合わせ先はgyo@wff.gr.jp、専用サイトはhttps://hamachoku.jp。

【時事通信社】 〔写真説明〕NPO法人の海のくに・日本が5カ国語で発刊した魚料理のレシピ本「日本のうまい魚レシピ集」

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます