- 2021/05/19 掲載
東京株式市場・大引け=反落、362円安 米株安を嫌気
TOPIXも反落し前営業日比0.66%安。東証1部の売買代金は2兆5099億5900万円だった。東証33業種では、精密機器、空運業、ゴム製品などの8業種が値上がり。半面、パルプ・紙、機械、ガラス・土石製品、鉱業などの25業種は値下がりとなった。
松井証券・シニアマーケットアナリストの窪田朋一郎氏は、このところの株価乱高下について「米国でのインフレ懸念と、国内でのワクチン接種の追い上げによる景気回復期待で市場は割れており、見方が一方向に傾いていないため」と分析する。「EPS(1株当たり利益)は改善しつつあるものの、まだ割安とは言いづらい状況。不安定ななかで、日替わり物色が中心となっている」(同)という。
個別では、日経平均寄与度の大きいファーストリテイリングやソフトバンクグループが軟調、2銘柄で指数を138円程度押し下げた。そのほか、ダイキン工業、TDKも売られた。KDDI、中外製薬は買われた。
東証1部の騰落数は、値上がり662銘柄に対し、値下がりが1453銘柄、変わらずが76銘柄だった。
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 28044.45 -362.39 28031.22 27,842.98─28,216.65
TOPIX 1895.24 -12.50 1888.26 1,883.78─1,903.12
東証出来高(万株) 116484.00 東証売買代金(億円) 25099.59
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