- 2021/05/20 掲載
米経済、目標達成に程遠く 現行政策は適切=FOMC議事要旨
議事要旨によると、多くの参加者が、政府の財政刺激策、新型コロナウイルスワクチン接種の進展、抑え込まれていた需要(ペントアップデマンド)、高水準の貯蓄で消費支出が支援され続けるとの見方を表明。
材料と労働力不足のほか、供給網のボトルネックなどで、製造業や他の産業部門の回復ペースが阻害される可能性があることについても討議されたほか、一部の参加者が、政策対応を実施する必要性が明確に示される前にインフレが「招かざる」水準に高まるリスクについて言及したことも分かった。
このほか、経済の急速な進展が継続すれば、今後の「ある時点」のFOMCで、テーパリング(量的緩和の縮小)を巡る討議を開始することが適切になるとの考えが示されていたことも分かった。
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