- 2021/05/20 掲載
20日の日経平均は反発、米株先物にらみ
TOPIXは小幅に反発し前営業日比0.04%高。東証1部の売買代金は2兆1734億2200万円とやや薄商いだった。東証33業種では、繊維業、その他金融業、金属製品などの15業種が値上がり。半面、鉄鋼、鉱業、空運業、非鉄金属などの18業種は値下がりした。
市場では「値幅調整が一巡し、日柄調整へ進んだ相場となっている」(みずほ証券のシニアテクニカルアナリスト、中村克彦氏)との声が聞かれた。「先週の大幅安がしこりとなり依然として下げ相場ではあるものの、メインプレーヤーが不在のほか、商いも少ない。当面は見直し買いなどを繰り返し下値を固めるのではないか」(同)との声が聞かれた。
個別では、東京エレクトロン、アドバンテスト、太陽誘電、TDKなどの半導体関連や電子部品がしっかり。米フィラデルフィア半導体指数(SOX指数)が3日ぶりに反発した流れを引き継いだ。
ファーストリテイリング、ネクソン、KDDIは軟調だった。
東証1部の騰落数は、値上がり1385銘柄に対し、値下がりが703銘柄、変わらずが104銘柄だった。
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 28098.25 +53.80 27875.50 27821.96─28176.87
TOPIX 1895.92 +0.68 1888.11 1885.95─1901.65
東証出来高(万株) 99465.00 東証売買代金(億円) 21734.22
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