- 2021/05/20 掲載
関電、美浜3号機に核燃料搬入=40年超原発、来月再稼働
関西電力は20日、運転開始から40年を超える美浜原発3号機(福井県美浜町)の再稼働に向け、原子炉に核燃料を搬入する作業を始めた。6月下旬に原子炉を起動し、7月下旬に営業運転を再開する。
関電によると、搬入作業は20日午後3時半に始まった。23日までにウラン燃料157体を運び入れる予定だ。
東京電力福島第1原発事故後、原則40年とされてきた運転期間を超える原発が再稼働するのは初めて。安全確保のため約200人体制で3号機の総点検に当たる。常駐作業員の数も通常の1.4倍に増やし、再稼働後は7月上旬まで1.9倍にする。
【時事通信社】 〔写真説明〕関西電力美浜原発3号機の原子炉に搬入するため、プールから取り出される核燃料(中央)=20日午後、福井県美浜町(関電提供)
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