- 2021/05/21 掲載
独生産者物価指数、4月は前年比+5.2% インフレ圧力強まる
市場予想は5.1%、3月は3.7%だった。
4月のPPI上昇率は前月比では0.8%。
PPIは消費者物価指数(CPI)の先行指標とされる。
LBBWのエコノミストは「生産者レベルでも引き続き物価に上昇圧力がかかっている。現時点では、企業がどの程度まで消費者にコストを転嫁できるか判断は難しい」と述べた。
ドイツでは、供給制約と景気回復で物価の上昇圧力が強まる見通し。政府はCPI上昇率を今年2.2%、来年1.5%と予測している。
ただ、欧州中央銀行(ECB)のシュナーベル専務理事は19日、ドイツの公共放送ARDで、ユーロ圏のインフレ高進は一時的なもので、消費者物価は来年には大幅に低下すると見通した。
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