- 2021/05/21 掲載
三菱自動車、6月に減産=日産も―半導体不足
三菱自動車は21日、6月の自動車生産台数を国内外で計画より約3万台減らすことを明らかにした。半導体部品の供給不足を受けた措置。日産自動車も6月に国内3工場で生産調整を行う方針だ。
三菱自は今月、岡崎製作所(愛知県岡崎市)、水島製作所(岡山県倉敷市)、タイの3拠点で計約1万6000台の減産を進めている。6月は減産規模を拡大し、これら3工場に加え、子会社パジェロ製造(岐阜県坂祝町)とインドネシアでも生産台数を減らす。
日産が減産を行うのは、栃木工場(栃木県上三川町)、追浜工場(神奈川県横須賀市)と子会社の日産自動車九州(福岡県苅田町)。日産は、半導体不足の影響による2021年度の減産規模を約50万台とみており、下半期に約25万台分の生産を挽回する方針。
三菱自は影響を約8万台と見込み、うち約4万台分を下半期に補う計画。
【時事通信社】
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