- 2021/05/22 掲載
米量的緩和の縮小巡る討議、遅いよりは早めに=フィラデルフィア連銀総裁
ハーカー総裁は米紙ワシントン・ポスト主催のバーチャルイベントで、債券買い入れの縮小がFRBの景気支援策解除に向けた「初めの一歩」となり、その後「適時」に利上げが検討されることになると述べた。
FRBが債券買い入れ縮小の計画について、実際に着手する事前に明確にするとも強調した。
インフレがFRBの目標である2%を超え、長期的に平均2%となり、インフレ期待が2%に固定された後に、テーパリングに関する討議を開始することが「適切」との認識を示した。
さらに、緩和解除に向けたプロセス開始前に、労働市場での「勢い継続」を確認したいとし、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)で生じた「穴をふさぐ」ために、最大1100万人の雇用増が必要となる可能性があると述べた。
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