- 2021/06/01 掲載
独失業者数、5月は1.5万人減 予想以上の減少
新型コロナウイルスの感染減少とロックダウン(都市封鎖)緩和を背景に、企業が景気回復を踏まえて雇用を増やした。
封鎖措置で消費を控えていた家計が夏季に支出を増やし、個人消費主導で景気が回復するとの見方を裏付ける内容となった。
ロイター調査では、失業者は9000人減と予想されていた。
失業率(季節調整後)は5カ月連続で6.0%となった。
雇用庁のシーレ長官は「5月は労働市場の総合的な改善の兆しが初めて見られた。コロナ危機の影響は、まだ非常にはっきりと見て取れるが、影響はやや低下しつつある」と表明した。
政府が不況期の大量解雇を防ぐために導入した「時間短縮労働制度」の下で時短勤務をしている人も、速報ベースで5月に急減した。
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