- 2021/06/03 掲載
米エクソン、物言う株主の取締役3人に 気候変動対応を重視
世界的に脱炭素に向けた動きが加速する中、「物言う株主」であるエンジン・ナンバーワンは、株主の将来価値に向けてウッズ最高経営責任者(CEO)が大きな変化を起こす必要があると主張。取締役の刷新を求め、4人の取締役候補を提案していた。
26日に開かれた同社の株主総会では、エンジン・ナンバーワンの推薦者4人中、フィンランドのエネルギー企業ネステ元幹部のカイサ・ヒエタラ氏と米マラソン・ペトロリアム元幹部のグレゴリー・ゴフ氏の2人が選出された。その後は集計作業が続いていた。
規制当局への提出資料によると、エンジン・ナンバーワンの3人目の候補者としてアレクサンダー・カーズナー氏も選出された。同氏は、グーグル親会社アルファベットのストラテジスト。
ウッズCEOは、長期的な株主価値向上と低炭素社会の実現に向け全ての取締役と働くことを楽しみにしているとコメントした。
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