- 2021/06/03 掲載
不祥事続出「経営に致命的」=山内委員長が就任会見―郵政民営化委
政府の郵政民営化委員会の山内弘隆委員長(一橋大名誉教授)は3日の就任記者会見で、日本郵政グループで郵便局長による巨額詐取事件など不祥事が相次いでいることについて「郵政は国民の信頼感で成り立っており、経営にとって致命的な問題だ」と批判した。その上で、「再発防止策が機能するのか検証していく」と述べた。
山内氏は郵政グループを取り巻く経営環境について「人口減少や高齢化で(全国一律の)ユニバーサルサービスの重要性はこれから高まっていく」と指摘。「グループ全体で危機意識を持って、成長を維持していくことが大事だ」と強調した。
【時事通信社】
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