- 2021/06/03 掲載
中国CATL、上海に車用バッテリー工場建設へ=関係筋
同社は急ピッチで事業を拡大しており、世界最大手の座を固めることになる。
新工場では、年間80ギガワット時のバッテリーセルを生産することが可能になる見通し。現在の生産能力は69.1ギガワット時。さらに77.5ギガワット時の生産設備を建設している。
同社は昨年、米電気自動車大手テスラへの供給を開始しており、テスラの中国生産拠点の近くに新工場を建設することになる。
CATLの本社は福建省の寧徳市にあるが、上海のほうが多様な人材を多数引き寄せられるという。
CATLの生産拡大計画により、テスラにバッテリーを供給しているパナソニックやLG化学傘下のLGエナジー・ソリューションとの競争が激しくなる可能性が高い。
CATLは現在、上海市政府と工場建設について協議を進めている。最終合意の成立時期や操業開始時期などは不明。
CATLはコメントを控えている。
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