- 2021/06/04 掲載
緩和縮小議論の開始は妥当、実質的進展には程遠く=NY連銀総裁
Yahoo!ファイナンスのインタビューで、FRBが毎月実施している1200億ドルの債券買い入れについて、「買い入れ額の調整という点で、われわれが本当に待ち望んでいる実質的な進展に到達するには、まだかなりの道のりがある」と指摘。「今は何か行動を起こすべき時ではないと思う」と語った。
リバースレポの取引が拡大している点については、準備金が多い場合、同制度は意図した通りに機能していると指摘した。リバースレポの拡大で短期金利の低下圧力が強まる中、市場では、FRBがリバースレポ金利や超過準備に適用する付利金利(IOER)の引き上げを迫られるとの観測もくすぶる。
ウィリアムズ総裁はフェデラル・ファンド(FF)金利を目標の範囲内に維持するため、必要に応じて技術的な調整を行う用意があると述べた。
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