- 2021/06/07 掲載
地域創生へ新子会社=産業・まちづくり支援―埼玉りそな銀行の福岡社長
埼玉りそな銀行の福岡聡社長は7日までに時事通信のインタビューに応じ、地域課題の解決を目的とした事業会社を新設すると表明した。埼玉りそな銀が全額出資する子会社が中心となり、産業の創出やまちづくりを主導して地域の持続的な発展を後押しする。今年秋の設立を目指す。
銀行による5%超の出資を例外的に認める「銀行業高度化等会社」として金融庁に申請する。具体的な事業内容としては、政策立案のコンサルティングやふるさと納税の返礼品となる地場産品の開発などを通じて、産業創出支援や地域振興を行う考えだ。主に埼玉県内で事業を展開する。
福岡氏は「われわれの持つ資産やノウハウを活用し、地域創生のためにできることはたくさんある」と語った。
新会社は20人規模でスタートする予定。多様な発想を取り入れるため外部人材も登用するという。
【時事通信社】 〔写真説明〕インタビューに答える埼玉りそな銀行の福岡聡社長=1日、さいたま市
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