- 2021/06/08 掲載
高浜1号機の点検終了=テロ対策未完、再稼働せず―関電
関西電力は8日、運転開始から40年を超える高浜原発1号機(福井県高浜町)で、核燃料を搬入した状態での機器の点検を終了したと発表した。テロ対策施設の工事が設置期限の9日までに完了せず、再稼働はしない。
関電は5月14日から原子炉にウラン燃料を運び入れ、制御棒の駆動装置などを点検した。安全性に問題はなかったという。関電は今後、原子炉容器を開放して燃料を取り出す。テロ対策施設完成後の再稼働を目指すが、時期は未定。
【時事通信社】
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