- 2021/06/09 掲載
エーザイCEO、アルツハイマー新薬「大型化の可能性」 株に買い殺到
内藤氏は、新薬の対象となる患者数は米国で100─200万人、日本でも100万人程度になるとしながら、今後の検査などで投与可能な患者数を見定める必要があるとして、「ファーストフェーズで大きな売り上げや収益がもたらされるものではない」との見通しを示した。
ただ、その後「検査体制が充実してくれば、より多くの人に接種可能となるので、その時には(収益に)大きな貢献ができる」という。
両社の発表によると、新薬による年間治療費は5万6000ドル。治療薬を処方された患者は、脳内のアミロイドベータを確認するために脳脊髄液(CSF)検査またはPETスキャンを受ける必要がある。
<株価は連日のストップ高買い気配>
東京株式市場では同社株に買いが殺到。朝方から買い気配を切り上げ、2日連続でストップ高となったまま、取引が成立していない。
市場では、収益への影響は未知数ながら「米国での早期承認は驚き」(アナリスト)との声が出ていた。
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