• 2021/06/13 掲載

プリンター技術で提携戦略=「人工臓器」視野―セイコーエプソン社長

時事通信社

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セイコーエプソンの小川恭範社長はインタビューに応じ、プリンターなどに使うインクジェット技術で新市場を開拓するため、異業種や研究機関との提携を強化する方針を示した。小川氏は将来的な医薬分野への展開を視野に「人工臓器も可能性としては考えられる」と語った。

インクジェットは、小さなインクの粒を紙に噴き付けて印刷するほか、3Dプリンターのように立体物の造形が可能。細胞を噴出して人工臓器を作る研究も進んでおり、移植医療への活用が期待されている。

エプソンは2019年に新市場創出に向けた研究拠点を長野県富士見町に開設、20年にはベンチャー企業への出資を行う子会社も設立した。小川氏は「自分たちでできることには限りがある」と述べ、センサー技術などさまざまな分野で連携を加速させる考えを示した。

一方、薄型ディスプレーの普及で市場縮小に直面するプロジェクター事業は「さらに筋肉質にする」と説明。中国・深センやフィリピンにある工場の製造工程の自動化などを進める考えだ。

新型コロナウイルス禍で訪日外国人の購入が激減した腕時計事業は「需要が戻るには2年程度かかる」とみており、オンライン販売などで事業の効率化を急ぐ。

【時事通信社】 〔写真説明〕オンラインでインタビューに答えるセイコーエプソンの小川恭範社長=5月26日(同社提供)

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