- 2021/06/16 掲載
ホンダ、FCV「クラリティ」生産中止 GMとの開発は継続
生産拠点の狭山工場(埼玉県狭山市)を2021年度中に閉鎖することに伴う対応で、クラリティ、レジェンド、オデッセイは他工場への生産移管を見送る。同社の広報担当者によると、市場ニーズや販売状況を踏まえて判断したという。
ホンダは40年に販売する新車全てを電気自動車(EV)とFCVにする目標を掲げている。EVを強化するとともに、米ゼネラル・モーターズ(GM)とも協力し、FCVの開発は継続する。
FCVは16年にリース専用として発売。価格は税込みで783万円台と高額で、水素スタンドの拠点数も少ないことから、販売は低迷した。日本と米国で売り出したが、世界累計台数は約1900台にとどまる。18年に投入したクラリティのプラグインハイブリッド車モデルの販売も終えるとしている。
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