- 2021/06/23 掲載
日経平均は小幅反落、材料難のなか利益確定売り優勢
日経平均は2万9000円の壁が意識されている。SBI証券の投資調査部長、鈴木英之氏は「米金融政策の行方を消化しきれていない中、国内では五輪前の感染拡大などへの懸念が重しとなり、なかなか上を追いづらい。壁を突破するにはさらなる好材料が必要」との見方を示した。
TOPIXは反落し、前営業日比0.53%安。東証1部の売買代金は2兆2856億2200万円。東証33業種では、鉄鋼、証券業、不動産業、医薬品、その他製品などの28業種が値下がり。鉱業、倉庫・運輸関連業、石油・石炭製品などの5業種は値上がりした。
個別では、ファーストリテイリング、エムスリー、東京エレクトロン、アドバンテストがしっかり。エーザイ、リクルートホールディングス、KDDIはさえない。
そのほか、トヨタ自動車は反落し1.79%安、きょうが株主総会となったソフトバンクグループは0.18%安と小幅安で引けた。
東証1部の騰落数は、値上がり812銘柄に対し、値下がりが1272銘柄、変わらずが109銘柄だった。
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 28874.89 -9.24 28886.92 28860.06─29007.83
TOPIX 1949.14 -10.39 1954.88 1949.14─1962.35
東証出来高(万株) 94436.00 東証売買代金(億円) 22856.22
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