- 2021/06/24 掲載
独IFO業況指数、6月は101.8に上昇 予想上回る
現状認識が改善したほか、下半期について楽観的な見方が増えた。
IFOのクレメンス・フュースト所長は「ドイツ経済は、新型コロナウイルス危機を脱しつつある」と表明した。
IFOのエコノミスト、クラウス・ボールラーベ氏は、ロックダウン(都市封鎖)からの回復で、小売りを巡る状況は、東西ドイツ統一以降で最大の改善を示していると指摘した。
VPバンク・グループのトマス・ギッツェル氏は「現在のドイツ経済は素晴らしい」とした一方、「経済面の障害という点では、世界的な流行はまだ完全には終わっていない。ウイルス学者だけでなく、経済学者もデルタ株を懸念している」と述べた。
ドイツのロベルト・コッホ研究所(RKI)は23日、感染力の強いデルタ株の感染者が増え、国内感染者に占める割合が1週間で2倍になったと発表した。デルタ株は増加が続いており、他の変異株の感染者数をしのぐ可能性が高いという。
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