- 2021/06/28 掲載
原油先物、2018年10月以来の高値 需要回復で
0051GMT(日本時間午前9時51分)時点で北海ブレント先物8月限は0.22ドル(0.3%)高の1バレル=76.40ドル。米WTI原油先物8月限は0.25ドル(0.3%)高の74.30ドル。
原油価格は先週、5週連続で上昇した。力強い経済成長、北半球の夏季の旅行増を受けた燃料需要の回復が背景。OPECプラスが減産を維持していることも支援している。
OPECプラスは昨年実施した大規模な減産を段階的に縮小しており、5─7月は生産量を日量210万バレル増やしている。需要回復で原油価格が上昇する中、OPECプラスは7月1日の会合で、8月の減産幅をさらに縮小する可能性がある。
ANZのアナリストは、日量50万バレル程度の供給拡大を決定すると予想。「市場の供給拡大ニーズと需要拡大の脆弱さの間でバランスを取ることを目指すだろう」としている。
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