- 2021/06/28 掲載
気候変動対応、使命に沿う=日銀6月会合の主な意見
日銀は28日、今月17、18日の金融政策決定会合での主な意見を公表した。会合では、気候変動問題に対応した投融資を促す新たな資金供給策の導入方針を決定。政策委員からは「日銀として方向性を示す時期に来ている」「中央銀行としてのマンデート(使命)に沿ったもの」と前向きな意見が相次いだ。7月の次回会合で骨子素案を公表し、年内をめどに実施する。
新型コロナウイルス対策として導入した企業の資金繰り支援策についても議論。「当面は感染症の影響で対面型サービス消費が抑制され、資金繰りの懸念が生じるリスクが残る」などと継続を求める声が強く、2022年3月末までの半年間延長が決まった。
【時事通信社】
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