• 2021/06/28 掲載

香港キャセイ航空、21年下期のキャッシュバーン減少見込む

ロイター

photo
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
[27日 ロイター] - 香港のキャセイ・パシフィック航空は、2021年下期にキャッシュバーン(現金燃焼)が1カ月当たり10億香港ドル(1億2884万米ドル)未満に減少すると予想している。レベッカ・シャープ最高財務責任者(CFO)が25日のアナリスト向け説明会で明らかにした内容が26日夜に公表された。

同社のキャッシュバーンは乗務員の隔離規制によって上期には月額最大19億香港ドルに達していたが、新型コロナウイルスワクチンを接種した乗務員に対する規制が緩和され、輸送能力が拡大するに伴い、下期には減少する見通しという。

同社は国境管理規制により旅客数が99%超減少する中、通常の輸送能力のわずか8%で運航している。

シャープCFOは「過去数カ月、新型コロナが香港への旅客に与えた劇的な影響に大きな変化はない」と述べた。

キャセイの顧客・商業部門最高責任者、ロナルド・ラム氏は輸送能力について、中国からの留学生が米国や英国に戻ることから、8月までにはコロナ前の水準の20%まで拡大することを期待しているとし、シンガポールや中国本土への渡航制限緩和に伴い、第4・四半期には30%まで拡大する可能性があると述べた。

キャセイは今月、上期の損失額が前年同期の水準を「幾分」下回るとの見通しを示した。コスト削減策や貨物航空の強い需要が背景。

同社の1カ月当たりのキャッシュバーン見通しは、シンガポール航空が先月発表した現在の1億シンガポールドル(7451万米ドル)─1億5000万シンガポールドルをやや上回る。

シャープCFOは、同社の手元流動性について328億香港ドルとし、妥当なコストで調達が可能な際に追加資金の調達を検討するとした。

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます